タロットは知っているけれど、ルノルマンカードは名前しか知らない——そんな人がほとんどだと思います。36枚の小さなカードで、日常の身近なことを占うのがルノルマン。タロットより歴史が浅いぶん、絵柄は素朴で、読み方はシンプルです。この記事では、ルノルマンカードの性格と、タロットとの違い、初心者の始め方までを案内します。
ルノルマンカードとは
ルノルマンカードとは、36枚のカードを使い、日常の身近な出来事を占うカード占いの一種です。名前は、フランス革命からナポレオン一世の時代にかけて活躍した占い師、マリー・アン・アデレード・ルノルマンに由来します。
タロットが大アルカナ・小アルカナ合わせて78枚あるのに対し、ルノルマンは36枚とシンプルです。絵柄も、鍵・船・木・手紙といった、日常でよく目にするモチーフが中心。占う対象も、恋愛・仕事・お金など、暮らしに直結したテーマが得意です。
タロットとの違い
タロットとルノルマンは、どちらもカードを使う占いですが、性格がはっきり異なります。
| 項目 | タロット | ルノルマン |
|---|---|---|
| 枚数 | 78枚(大アルカナ22+小アルカナ56) | 36枚 |
| 読み方 | 1枚の象徴を深く読み解く | 複数枚を組み合わせて文章のように読む |
| 得意な質問 | 心理・気持ちの深掘り | 日常の具体的な出来事 |
| 絵柄 | 象徴的・抽象的 | 日常のモチーフ中心 |
タロットは1枚のカードの象徴を深く掘り下げるのに向き、ルノルマンは複数のカードを組み合わせて、まるで文章を読むように状況を読み解くのに向いています。どちらが優れているという話ではなく、知りたいことの性質によって向き不向きがあります。
タロット占い自体について詳しく知りたい方は、こちらもどうぞ。
代表的なカードを少しだけ
ルノルマンは36枚すべてを覚えなくても楽しめます。代表的なカードをいくつか紹介します。
- ハート:愛情・好意を表すカード。恋愛の質問でよく登場します
- 鍵:解決・答えが出ることを表すカード。悩みが動き出すサインとして読まれます
- 錨(いかり):安定・落ち着きを表すカード。腰を据えて取り組む時期を示します
- 蛇:複雑な状況・回り道を表すカード。すぐには解決しない問題を示すことがあります
- 太陽:成功・喜びを表すカード。物事が明るい方向へ動くタイミングとして読まれます
全36枚の意味を丸暗記する必要はなく、まずは気になるカードから少しずつ覚えていくくらいの気軽さで十分です。実際の占いでは、1枚だけでなく複数のカードを並べて、その組み合わせから状況を読み解いていきます。たとえば「ハート」と「鍵」が並べば、恋愛に関する答えが出るタイミングが近いと読む、といった具合です。
ルノルマンカードは怖くない
「ルノルマンカード 危険性」と検索する人も少なくありません。結論から言うと、ルノルマンカードには、タロットの死神や悪魔のような、見た目からして重たい印象を与えるカードがありません。
絵柄も日常のモチーフが中心で、占いの結果自体が「呪い」や「不幸の予言」として作られたものでもありません。占いの結果に一喜一憂しすぎず、日常を読み解くヒントのひとつとして受け取れば、怖がる必要はまったくないカードです。
「危険性」という言葉が検索されやすい背景には、占い全般に対する漠然とした不安があるようです。ですが、ルノルマンカード自体に霊的な危険や、占うこと自体のリスクが伴うわけではありません。占いの結果を過度に信じ込んで、大きな決断を委ねすぎないことのほうが、どんな占いにも共通する注意点です。
初心者の始め方
ルノルマンカードを始める方法は、大きく2つあります。
①まず占ってもらう
自分で読み解くのが難しそうに感じるなら、ルノルマンカードを扱う先生に相談してみるのも選択肢のひとつです。電話占いでも、ルノルマンを得意とする先生を探すことができます。
②自分で引いてみる
自分でデッキを持って占ってみたい場合は、絵柄が自分の好みに合うかどうかを基準に選んで問題ありません。日本語の解説書がついているデッキだと、意味を確認しながら進められて安心です。
編集部でも、実際にルノルマンカードのデッキを手に取ってみました。
こうして実際に手にとってみると、絵柄の素朴さがタロットとはまた違った親しみやすさを感じさせてくれます。編集部私物のデッキですが、ハート・鍵・錨といった代表的なカードの絵柄も、思っていたよりずっとシンプルで温かみのあるものでした。
よくある質問
Q. 恋愛も占えますか?
はい、恋愛はルノルマンカードが得意とするテーマのひとつです。ハートや指輪といった、恋愛に関連するカードも用意されています。
Q. 逆位置(カードが逆さまに出ること)はありますか?
デッキや流派によって扱いが異なります。逆位置を採用しない読み方も多く、正解がひとつに決まっているわけではありません。
Q. タロットとどっちが当たりますか?
優劣の話ではなく、相性の話です。日常の具体的な出来事を占いたいならルノルマン、気持ちや心理を深く掘り下げたいならタロットが向いています。実際に占いの先生の中には、両方のカードを使い分けている人も少なくありません。
まとめ
ルノルマンカードについて、最後に整理します。
- ルノルマンカードは、36枚で日常の身近な出来事を占うカード占い
- タロットより枚数が少なく、複数枚を組み合わせて文章のように読む
- 見た目から重たい印象を与えるカードがなく、怖がる必要はない
- 占ってもらう・自分で引く、どちらの始め方も選べる
素朴な絵柄の奥に、日常を丁寧に読み解く力を持つのがルノルマンカードです。まずは代表的なカードの意味から、気軽に触れてみてください。知れば知るほど、日々の小さな出来事を見る目が変わってくるカードです。
自分で読み解くだけでなく、ルノルマンを得意とする先生に相談してみるのもひとつの方法です。
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電話で直接話すのは少し勇気がいる…という人は、文字でやりとりできるチャット占いという選択肢もあります。
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