急に、冷たくなった。
変わったのはいつからだろうと、何度も振り返っていました。連絡のペースが落ちた。会ったときの雰囲気が違う。あのころとは何かが違う。でも何が変わったのか、はっきり言葉にできなかった。
変わったのは、いつからだろう
少し前まで、こんなじゃなかった。
連絡も来ていたし、会えば楽しかった。なのに気づくと少しずつ変わっていて、何かが違うとしか言えない状態になっていました。
いつからだろうと探し始めると、記憶をどんどん遡ってしまいます。あのとき? それより前? 気づかないうちに何かが変わっていたのか、それとも最初からこういう人だったのか。考えれば考えるほど、わからなくなっていった。
返信が少し遅くなった、という小さなことから始まりました。最初は「忙しいのかな」と思っていた。でも続くにつれて、「忙しい」では片付けられなくなってきた。気のせいじゃないとわかっているのに、気のせいだと思いたくて、しばらく見ないふりをしていました。
何かしたのかと、何度も振り返る
連絡が減ると、まず自分を疑っていました。
何か余計なことを言ったか。重すぎた? 踏み込みすぎた? 先週の言葉、どこかおかしかったか。振り返っても、はっきりした原因が見つかることは少なくて。それでも考え続けてしまっていました。「あのときこう言えばよかった」「もう少し引いていたら違ったかも」。答えが出ない問いを、夜中にひとりでぐるぐると。
本当は原因が自分じゃないこともわかっています。でも、わかっていても考えてしまうのが、あの頃の苦しさでした。
彼の気持ちがわからないまま時間だけが過ぎていくとき、頭の中で一番繰り返していたのが「自分のせいかもしれない」という考えでした。責めることで、何かを納得させようとしていたのかもしれません。
理由を聞けないまま、もやもやだけが残る
はっきり聞けばいいとわかっていました。
「なんか冷たくない?」「最近どうしたの?」と聞けば、何かが変わるかもしれない。でも聞いて「そんなことない」と言われたら。聞いて「実は…」と話が始まったら。どちらも怖くて、聞けないでいました。
聞かないでいる間も、もやもやはずっとそこにある。聞いても怖い、聞かなくても苦しい。どちらに転んでも出口がない気がして、ただ時間だけが過ぎていきました。
笑って過ごしながら、心の中でずっと考えていました。聞けないまま「大丈夫」と言っている自分が、あの頃いちばんしんどかった。
冷たいままでも、好きでいることは変わらない
冷たくなっても、好きという気持ちは変わらない。
それがまたしんどかった。冷たくされるたびに少し傷ついて、でも会えば嬉しくて。その繰り返しの中で、どんどん消耗していく気がしました。好きでいることを続けながら、少しずつすり減っていく感じ。
回避型の彼と付き合うしんどさと似ているかもしれません。相手が冷たくても好きでいる状況は、外から見るより中にいる方がずっと複雑です。「なんでそんな人と」と言われても、気持ちはそう簡単には動かせないから。
ずっと、理由を待っていました。何かが変わったのか、それとも変わっていないのか。それだけが知りたくて、あの頃はずっとそこにいました。
眠れない夜に、誰かに話を聞いてほしくなることがあります。
知らない人だからこそ、素直に話せることもありました。 わたしが実際に話を聞いてもらった電話占いを、悩み別にまとめてみました。